N.tarot-私が見ている日常のお話-

日々のこと、過去の体験記、タロット占い師

母の水子

専門学校生活2年目、なんとか進級したものの

6月にはやっぱりもう無理で限界になり

とうとう地元へ帰った。

帰ってからも私の気持ちの浮き沈みは良くならず、当時付き合っていた現旦那にはこの頃から多大な迷惑をかけまくっていました(◞‸◟)

すごく楽しくて普通に過ごせているときと、急に病んでどん底に落ちる時と...

精神科には通っていたけど、なかなか良くなる兆しもなく時が過ぎていった。

そして私の情緒不安定が原因で旦那とはこの時一度別れている。


この頃は、みんなでBBQをした後に展望台へ行くことになりついて行ったらものすごい数の霊に囲まれたり、確実に見られているって視線を一箇所から感じたりすることも多くて

もう本当に疲れていた。自分の精神も病んでる上に見たくないものも見えるのは最悪だった。


そんなある日、母がビジネス関係で知り合ってきた巫女さんのとこへ霊視をしてもらいに行ってきた

普通のそのへんにいる巫女さんではなく、選ばれた特別な巫女で日本に36?37? 人ほどしかいない人のうちの1人だそう。

霊視の内容は、自分自身の名前、生年月日から持っている運命だったりをみてくれたり

自分の友達の名前や家族の名前を紙に書いて持って行き

一人一人との相性などを教えてくれるというものだった。


そこで思いもしなかったことを言われて母は落ち込んでた。

「あなたの水子、娘さんについています。娘さんが生まれた時からずっと。今まで20年間、娘さんは2人分の人生を歩んできてとても疲れてる。」

母が私を産む前に1人女の子を流産しているのは知っていたし、お墓に立ってる小さなお地蔵さんがその子のお墓だと知って小さい頃から熱心にそのお地蔵さんに手を合わせてた。

だけどまさかその子が私についているなんて思うはずもなく、聞いた時はびっくりした。


母親ではなくその娘につくというパターンはとても稀らしい。

でも今回のその理由は、当時まだまだ頼りなかった母だったので、私が生まれた瞬間に私の方を頼って私についたそう。

なんとなく納得した(笑)

(これも後に魂のレベルが私と母では格が違ったり、人間として生まれた歴が私の魂が格段に上だったり、完全に私に頼る要素しかなかったというのを知る。)


そして水子というのは悪気はなくても

ついていることでその人の人生や運命の邪魔をしてしまうこともあり、ついている水子本人も変な執着に縛られて苦しいので

早く供養しましょうということになり、霊感体質の相談もしたくて後日水子供養に行きました。


まずは私も霊視で色々見てもらい、その後水子供養になり巫女さんは私についている水子を母が持参したぬいぐるみの中に入れた。

「これで最後になるので、最後のお別れの言葉かけてあげてください。」

そういって巫女さんは席を外した。

母号泣。私も号泣。でも私の涙は、よくわからなかった。自分の感情?母への同情?

だけど私の中には申し訳ないって気持ちと、ずっと辛かったっていう気持ちがあって

この頃はまだ取り憑かれるという経験も理解できてなかったから、それは水子の気持ちだというのには気づかなかった。

母は6ヶ月の時に流産した。戌の日のお祝いが終わった直後に出血して、1ヶ月入院したけど流れてしまったそう。流産というよりは死産だった。

ショックで見ることできなかったけど、父は死産した手のひらほどの大きさしかない赤ちゃんを見ていた。

お医者さんには女の子だと言われていたけど、多分それはまだ6ヶ月だったからで

供養してみてわかったことは、この子は男の子だった。

私の家は本家で、私は一人っ子の一人娘なので私が跡取り。

この子はもし生まれていたら長男で、うちの家系を背負って行く役目があった。

それを果たせず流れてしまったことをずっとずっと悔やんでいたそうだ。

母は水子の魂が入れられたぬいぐるみを抱きしめて

「産んであげられなくてごめんね。本当に本当にごめん...」と言ってずっと泣いていました。

その時、「謝ってほしくない。あなたが悪い訳じゃない」って声が聞こえた。

聞こえたといっても、空間ではなくて私の脳内に直接といった感じ。

だから私は母に、謝ってほしくないって言ってる...って言ったら

母は え..?って感じだったけど

巫女さんが戻ってきて、「お二人がかけた言葉、最後のお別れでこの子(水子)が何を言っていたか答え合わせをしますね」と言って水子の気持ちを伝えてくれた。

私の体を通して自分も生きているかのようにたくさんのものに触れて、たくさんの物を見てきた。本当に楽しかった。だけど体がない分否定的になってしまうことでたくさんの可能性を奪ってしまった。ごめんなさい。と。

確かに何か新しいことをしようとすると、もう1人の自分?のような存在に否定されたりやめたほうがいいんじゃないかって不安に押しつぶされそうになることが多々あった。


そして言われたのはやっぱり、詫びてほしい訳ではないと言っていると。

これで母も私も、私には少なからずそういうものの声が聞こえたり見えたりするんだというのを知った。

そして本当に魂や霊というのはいるんだということも。


供養した水子には新しい名前をつけてお見送りをする。私からは空、母からは風という字を与え、巫女さんが 時光空雲風(じこうくううんふう)という名をつけてくれました。

もし私が苗字を変えず婿をとったら

私の子として生まれたいといって成仏していった。

(後に私は現旦那を婿として結婚し、現在子供2人。どちらかが生まれ変わりなのかどうなのかは、あえてハッキリとは突き止めず今を過ごしています。)


そしてこの日を境に、どれだけ通ってもどれだけ薬を飲んでも全く治らなかった抑鬱状態が嘘のようになくなりました。

次の日からほんと、なにをそんなに病んでたのか、死にたかったのか、全然理解できないほどにスッキリしていた。

全てが水子のせいだったという訳ではなく、水子がいたことにより他の色々な物も寄せていた

その色んなものに私のやる気や気力を奪われて心が疲れきっていたらしい。