N.tarot-私が見ている日常のお話-

日々のこと、過去の体験記、タロット占い師

100年彷徨う水子霊

かなりお久しぶりになりましたが、まだまだ私の経験話は続いているのでしっかり残していきます。


これは今から約2年前、私が25歳の誕生日を迎えたばかりの頃のおはなしです。

父方の叔母が突然亡くなりました。

元々精神状態が不安定で、とくにこの頃は病院へ入退院を何度も繰り返していた時だったので

初めに聞いた時は自殺してしまったのかと思いとてもショックで焦りました。

亡くなる2週間前に、ちょうど祖母の米寿祝いで親戚で集まり、20年ぶりくらいにみんなで写真を撮っていいたので

すぐに写真を開き叔母に問いかけました。

何故急に?原因は?大丈夫?苦しくない?

すると返ってきたのは意外な返答でした。


「私の寿命はここだった。今までみんなにとってもとっても迷惑かけてしまったけれど、私が亡くなってこんなにみんなが悲しんでくれるなんて、私は幸せものね。」

そう言って笑っていました。

私ははっきりと生きている人間と会話するようにスムーズなやりとりはできないので、問いかけに対して明確な答えは聞けませんでしたが、とりあえずこれを聞いて一安心しました。

この返事ということは、自殺ではない。


そしてしばらくして伯母の旦那さんから連絡が来て、心臓発作で朝眠るように亡くなっていた、と聞きました。処方されていた薬がたくさんあったこともあり、心臓に負荷がかかってしまったのかもしれないということでした。

とても可愛がってもらっていた伯母でしたが、不思議とそこまで悲しくはなりませんでした。

寂しいけど、悲しくはない。そんな気持ち。


お通夜に出るため、次の日家族で伯母さんの嫁ぎ先のお家へ行きました。伯母さんの息子と娘(私の従兄弟)

はもう30代でそれぞれ全く違う場所で暮らしているため、会うのは久しぶりでした。

伯母さんと顔を合わすのも、息子は数ヶ月ぶり、娘も1ヶ月ぶりくらいだったそうです。


お通夜が始まり、お経が唱えられ始めました。

すると、ぐるぐると目眩に似たようなものが始まり、頭の上をなにかがうごめくような駆け回るような感覚が出てきました。

お通夜やお葬式に出るのは20年ぶりくらいだったので、霊媒体質の人がこういった場所や状況で影響を受けやすいことを知りませんでした。

いつも通りバリアは張っていたのでその場は凌ぐことが出来ましたが、

その後伯母さんの遺体に死装束を着せていく場面で、娘さんが着替えさせながら号泣してしまい

そこで伯母さんの魂から私にアクセスがありました。やっぱり子供たちを目の前にしたら急に悲しくなってしまった様子。私はついつい、伯母さんに同情して身体を貸してしまいました。すると、一気に涙が止まらなくなって、もうそこにいる誰よりも一番泣き出してしまいました。

これはまずいと思い、一旦家の外に出ました。

涙は落ち着いたものの、ここでなにか違和感がありました。伯母さんを受け入れた時一瞬バリアを緩め、おそらくその時違うなにかも一緒に私の中に入った...???

この時はまだはっきりわからず、とりあえずお通夜は無事に終わり家に帰りました。


そしてその日と次の日、私は荒れ狂ったかのように精神的にイライライライラし続け、旦那とも大喧嘩。そして今まで一度も叩いたことなど無かったのに、2歳の息子のわがままに苛立ち叩いてしまいました。その時の感情が、苛立ち、憎しみ、邪魔な存在。

ここで初めて、自分ではない何かの感情だと気付きました。すぐにお世話になっている巫女さんに連絡し、夜遅かったのですがすぐに会ってくれることになり

危ないから別の人に運転してもらってねと言われて母の運転で巫女さんの住む山奥のお家へ。

道中突然激しい胃痛に襲われ、ずっと苦しみましたが、巫女さんのお家までくると私の中の何かは諦めたのか、それとも救ってもらえると思ったのか、私の胃を痛めるのをやめました。


巫女さんが私に会う前に言霊おろし(神様からのお告げ)をしたところ、"稀人(まれびと)が来ます"と言われたそう。

稀人とは人でもなく、妖怪でもなく、滅多に出会うものではない、珍しいもの、という意味らしい。

駐車場につくなり巫女さんが迎えに出て来てくれましたが、大事な行事の時の正装、袴姿で出てきたので、私についてるものは結構なものなんだなと悟りました。

そして、警戒されてはいけないので、家に入る時私に続いてただいまー!と言って履物は揃えず脱ぎっぱなしで自宅だと思って入ってください。と言われ、その通りにして家の中へ。

さっそくなんなのかを聞いたところ、元を辿れば水子(流産や死産した子の魂)であると聞かされました。

しかしこの水子の母はすでに何年も前に亡くなっており、水子は伯母さんの嫁いだ家に100年ほどおり、そこの家に住む女性を母の存在として慕ってついていた。そして今は私の伯母を母の存在と重ね叔母についていたそうです。

それが突然の死によって行き場を無くし、霊媒体質であり女である私を頼りついてきてしまったそうです。


そして驚いたのが、水子水子として歳を取り成長するそうです。人間の1年で1歳という時間の概念とは異なりますが、13歳まで歳を取ると人間ではなく妖怪となり、もう人間として生まれ変わることは無くなるそう。ちなみにその妖怪とは座敷わらしで、座敷わらしは生きている人間に座敷わらしだと認識されて崇められて初めて座敷わらしの人に幸運をもたらす力を発揮し、妖怪としても幸せな暮らしを送ることができる。気付かれなければ永遠に座敷わらしとしての能力を発揮することはないそうです。この水子はすでに8歳。なので人と妖怪の間であり、"稀人"とお告げされたそうです。


巫女さんが、本当のお母さんは上でずっとあなたを待ってるよ、と説得し、水子もすぐに納得しました。

そして席を外し違う部屋で成仏のための祝詞をあげてくる間、私の母に私のことを赤ちゃんだと思って抱っこしてあげてと頼んでいきました。

すると私は突然息もできないほどに大泣きし、私ではなく水子が私の身体を借りて泣いているのはすぐにわかりました。私のことを抱きしめる母に対して、やっと抱きしめてもらえたという感情を持って嬉しくて安心しているようでした。

そして最後に見た姿は、短めの着物姿におかっぱ頭の男の子。100年前となると時代背景も違うのか、現代にはないような格好をしていました。私に向かって一礼して行きました。


霊界にも成仏の順番待ちがあり、位の低い霊媒師などに成仏させられた霊はその後中々順番が来ないそうです。この巫女さんはかなり位の高い方で、すぐにお母さんに会えるように中でも偉い神様にお願いしたから、と言われて私も安心しました。

そして伯母さんも、稀に見るハッピー成仏のタイプで、とてもいい顔しているしやりたいことやりきった、幸せな人生だったと悔いなく成仏へ向かっていると聞けました。


そして、余談ですがこの日巫女さんと話をする中で何回か妊娠してないよね?と聞かれました。

妊娠していたりすると、水子の霊は余計に寄ってくるそうです。

その時私は生理の真っ只中だったので、科学的に言えば生理のあとにタイミングを計り、うまくいけば受精、着床、妊娠。となるので妊娠は完全にありえない時期。完璧に可能性は0です。と言い切りました。

けれど、その後も念を押すように、妊娠はしてないんだよね?と言われ、やけに聞かれるなあ?と思っていました。


それから1ヶ月後、とくに子どもを作ろうとしていた訳ではなかったのですが、妊娠しました。

妊娠しても最初は、何かの間違いじゃ...?!と思うほどに心当たりがなく(笑)驚きました。

そのことを巫女さんに報告すると、

「そうだよね〜あの時、水子の霊の他に、もう1人あなたを選んで待ってる子が見えたもん。でも言っちゃうと運命を変えてしまうし、近々妊娠するんだなあって思って、黙ってた 笑」と言われました。


妊娠は、子供が親を選んでやってくると言うけど

そんなことってあるんだなあ。。。と、またひとつ不思議な体験をしました。

そしてその時強引に(?私のお腹に宿ってきた子は、今では1歳4ヶ月を過ぎ、パワフルに育っています(笑)